歯医者の種類も細かく分かれてきた

歯医者は、30年以上前頃には「歯科」という看板が掛かっていただけのように思います。〇〇歯科と▲▲歯科医院なんていう看板に、わざわざ診療科目なんて言うものが書かれていた記憶はありません。ところが、最近は小さな街の歯医者でも「歯科一般」とか「小児歯科」なんていう別途小さな項目が書かれているのを見るようになりました。中には、「審美歯科」とか「矯正歯科」なんていうように歯そのものの病気を治すと言うよりも、どちらかというと歯によって体や心などの心身に与える影響を減らすための治療を目的とした歯医者が増えてきています。歯が悪くなれば、物が食べられなくなって生活に支障を来すようになるので、体の健康は歯からと言われるのを裏付けるような現象だと思います。歯医者は、痛い所さえ治ればそれでいいと言う昔とは違って、心身ともに健康であるための大事なパーツを守る分野になってきているということなんでしょうね。差し歯や入歯をせずに、自分自身の歯を出来るだけ長く使えるように。